2021年5月31日月曜日

築山に挑むオトコたち

園庭遊びで、男の子たちの ウオーウオー!あはははは!

と、雄叫びと笑い声が聞こえてきました。

見ると、4歳児組5名ほどで、築山にはいつくばっている背中がみえます。

登っては、わざと腹ばいでずり降りて、また登ってはずりおりて。

雄叫びは、ずり降りるときに。自分でずり落ちるようにしているのに、

まるでピンチにみまわれたかのように ウオ~!

全力で築山とナゾの格闘、体操服は土ぼこりでどんどん真っ白になり……、

それぞれのタイミングでずり落ちては「ウオ~」

お互いのウオ~が楽しくて面白くて、尽きない笑い声。

その繰り返しいつまでつづくのかな、そんなに楽しいの? 

大人にはできないことだなあと、うらやましく思いました。(T.I)



*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。



今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・築山の土に全身で身体をこすりつけてずり這いしながら降りる→①健康な心と体

②自然との関わり

・遊びの中で仲間と自然と順番にずり降り、相手の表現に笑い、同じ面白みを共有する→③協同性

・思い切り叫んで笑い合う→⑩豊かな感性と表現