園庭遊びで、男の子たちの ウオーウオー!あはははは!
と、雄叫びと笑い声が聞こえてきました。
見ると、4歳児組5名ほどで、築山にはいつくばっている背中がみえます。
登っては、わざと腹ばいでずり降りて、また登ってはずりおりて。
雄叫びは、ずり降りるときに。自分でずり落ちるようにしているのに、
まるでピンチにみまわれたかのように ウオ~!
全力で築山とナゾの格闘、体操服は土ぼこりでどんどん真っ白になり……、
それぞれのタイミングでずり落ちては「ウオ~」
お互いのウオ~が楽しくて面白くて、尽きない笑い声。
その繰り返しいつまでつづくのかな、そんなに楽しいの?
大人にはできないことだなあと、うらやましく思いました。(T.I)
*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。
今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。
・築山の土に全身で身体をこすりつけてずり這いしながら降りる→①健康な心と体
②自然との関わり
・遊びの中で仲間と自然と順番にずり降り、相手の表現に笑い、同じ面白みを共有する→③協同性
・思い切り叫んで笑い合う→⑩豊かな感性と表現