2017年8月29日火曜日

縄跳びで



縄ブランコで仲良く遊ぶ年中児。よく見ると、男の子の腰とタイヤブランコを短縄で結んであります。その間に立ち、ロープを前後に揺する女の子。その動きに連動して、男の子の乗った縄ブランコが揺れます。腰に巻いたのは「シートベルト」をイメージしているのだと自慢げに教えてくれました。よく考えました。

                             (A.H)

2017年8月28日月曜日

おしゃれな乗り物


 乳児の部屋にある飴の包みの形をした丸いクッションにまたがって遊ぶSちゃん。バランスをとり、両足を上手に使って前進しています。ふわふわと不安定な乗り心地に苦戦しますが、それもまた楽しいようでニコニコの笑顔です。「おいでー!」と手を広げ、声を掛けると何度もコロンッと転がり落ちながらも(その姿もまた可愛い!)一生懸命保育教諭の元へ来てくれました。子どもならではの発想から生まれたこの遊び。飴の包みの形をしたクッションが、乗り物に変身した瞬間でした。

                                     (K.K)

なーらんだ


 室内遊び中、ふと下を見ると揃って床に寝転がる子ども達に気づきました。偶然同じタイミングで寝転がったのかと思いきや、よく見ると何かを集中して見ているよう…。子ども達と同じように寝ころがり、同じ目線になってみました。すると見えてきたのは壁の小さな隙間を歩いていたアリ。子ども達はそのアリに夢中になっていたのです。同じ目線になって初めて気が付くことができました。

                                    (K.K)

2017年8月25日金曜日

カランコロン滑り台





 雨が降り、室内遊びをしていたある日の事。ランチルームの隅っこで、5つ重なった椅子を見つめ、何やら嬉しそうな笑みを浮かべているH君。どんな楽しいことを考えているのかなと、保育教諭が観察していると、H君は握りしめていたビー玉を上から転がしました。最初は5台だった椅子も、678、、、と、どんどん増えていきます。
ビー玉が、積み重ねた椅子をカランコロンと綺麗な音を立てながら滑り落ちていく様を見て、H君は『カランコロン滑り台だー!』と言い、とてもご満悦でした。20分程集中して遊んだ後、『もっと長くしてみたい。』と椅子の下に細長く切った段ボールを繋げ、『ピタゴラスイッチミニに変身!』と、どんどん進化させていきます。
身近なものを楽しい遊具へと変身させたH君の発想力は、大人では考える事が出来ないものばかりで、驚かされます。ネーミングセンスも、素敵ですね。

                                                                                                          (C・S)


2017年8月18日金曜日

虫眼鏡で


 虫眼鏡を手にした年中児が、先生の足をしげしげと観察しています。
肌の白い先生の足が、黒くなっちゃった!!まるで絵本「おおかみと七ひきの子やぎ」のようですね。

                               (A・H)

2017年8月14日月曜日

お洗濯




 ごしごしシュッシュッ!!と保育園中のお洋服(ごっこ遊び用の衣装)を持ち出して洗い、お洗濯中!!泡の感触を楽しみながら、汚れがみるみる落ちていく気持ちよさ!!
「お母さんみたいでしょ??」と4歳児にSちゃん。

お次は洗濯物干し!!洗濯ばさみでとめて、しわにならないようにパンパンと手でたたきながら伸ばしていきまーす。5歳児になると、絞ることや干す作業が非常に上手になりますね。遊びを通して生活する術を自然に身につけているんですね。
お昼寝の前は、日中の子どもの興味や活動に見合った絵本を保育教諭が読んでくれました。真剣に聞いています。
                           (Y・A)

水と友達



 ぽかぽか陽気が気持ちの良いこの日、0・1歳クラスは水で遊んでいました。
一枚目は、プールの淵に仲良く腰かけている写真です。ビニールプールの弾む感覚を楽しんでいました。バランスを崩さず、器用に座っていて素晴らしいですね。
 二枚目は、桶の中に座って微笑む女の子。手前からホースで地面に水をまき、跳ね返る水しぶきに大喜びです。水の遊び方も色々ありますね。

                               (A・O)

疑似体験



 「かんせーい!!」元気な声が聞こえ振り向くと・・・なんと手作り遊園地?!
「ここはジェットコースター。身長測りますよ」「ここはポップコーン屋さんです」と
1つ1つ案内してくれました。
自分が体験した事や聞いたことを友達とイメージを共有して遊ぶ力。子どもってすごいですね!!思わず、「ジェットコースターに乗せて~」と大はしゃぎしてしまいました。
(M・S)

動かない



 この日、二階建ての複合遊具”たからじま”が賑やかでした。下から見上げるとワイワイと楽しそうな笑い声が聞こえてきます。そこで、こっそり覗いてみようと、ボルタリングに足を掛けて柵の隙間からその様子を見てみました。そこで目にしたのは床に寝転がっている女の子。それを見ている周りの友達は喧嘩している様子も、気にしている様子も無く、ごく自然に女の子を受け入れています。直ぐに、心配は無いのだと分かりました。
それから5分位経ち、徐に立ち上がった女の子は予想外の一言を言いました。「せんせいかゆーい。蚊に刺された。」そして、何をしていたか気になった私に、見ていた友達が教えてくれました。「死んだふりしてたんだよ。」
 お見事!まんまと騙されました。

                              (A・O)

2017年8月7日月曜日

サルスベリの花で



 サルスベリの木に咲いた花が沢山落ちていました。女の子達がバケツに集め、水を加えて混ぜています。「次は○○ちゃん」「じゃあそのあとは○○ね」と、バケツを持つ順番待ちが出来ています。ジュースかな、スープかな、と色んな想像が膨らみます。

 5人だったお花色水遊びですが、後日、10人程に人数が増えていました。サルスベリの花で綺麗なピンク色が作れることを発見し、宝保育園の色水遊びの皮切りになった5人でした。

                               (A・O)

2017年8月4日金曜日

植物観察

雨がぱらぱらと降り始めたこの日、畑の植物の絵を描きたい年長は、用紙が濡れないように工夫を凝らします。
大型ブロックを屋根にしますが、穴や凹凸がある為に雨が入ってくる事を気にしている子ども達。
細かな作業に驚きました。




完成した家の中で頭をかがませながら、畑の植物を観察しています。
真剣な眼差しですね。
私も体験してみましたが、四方を柵で囲まれているのに、柵の隙間からでも問題無く畑を見る事が出来ます。


完成した作品です。
黄色の葉脈が細かく描かれていますね。



茄子の豊作が伝わります。
しかし、上の作品とは違うのは、現実と想像が入り混じっている所です。



畑の枠は上から描かれ、ピーマンの葉は横から描かれている、面白い視点の作品です。








擦り出しも行いました。
職員が手本を見せた後、それを真似て上手に形が浮かび上がりました。
クレヨンは立てて持たず、寝かせて擦ることがポイントだと子どもは学びました。


              (A・O)

2017年8月3日木曜日

遊びの環境「ごちゃごちゃしてるから面白い!!」




 ごちゃごちゃした中でも夢中で遊んでいる子ども達。そんな時、以前保育士研修で講師の先生がこんな言葉を言っていた事を思い出しました。綺麗に整備された環境がありながら、子どもはなぜか隅や混沌とした場所を好む。それはなぜでしょう。「ごちゃごちゃしてるから面白い!!」その子どもの言葉に尽きると。なるほど。

                              (A・O)


つくる



 年長が工具を使い、看板の布を外しています。暫く倉庫に眠っていた、園名が書いてある看板です。最近、年長の子ども達は「つくる」事に関心が高まっています。
この看板の木枠が何に変身するのか、楽しみですね。みなさんは分かりますか?
コメント募集しています。

                              (A・O)

2017年8月2日水曜日

泥だんごの御座布団


ある日、玄関のカウンターの座布団に鎮座した泥だんごが!
水晶のようにすまして座っている泥だんご、なんだか神々しく見えます。
7月からぞう組を中心に、泥だんご作りが静かなブームになっています。泥だんごができると、なぜか事務室の玄関に置くのが習わし(?)になっているので、この時期の玄関は泥だんごでいっぱいです。ちなみに認定された泥だんごだけが、この座布団に座れるそうです。(いったい誰がどんな基準で認定するのでしょうか・・・)
この泥だんご座布団はA先生の発案で、作成は裁縫が上手なG先生によるものです。
たかが座布団ですが、子どもの気持ちを大事にするからこそ生まれる、先生たちの連携プレー。こんな場面に出会うと、先生達の温かさと遊び心に胸が熱くなります。
玄関のカウンター下の泥だんごマンションは、泥だんごの仮置き場です。
やはり最上階のペントハウスに住めるのは認定泥だんご様だけのようです。
                                  (H.S)

2017年8月1日火曜日

段ボール・箱の遊び方





 M君の最近のお気に入りは段ボールです。今日も丁度良いサイズの段ボールを見つけました。頭からもぐって嬉しそうな表情のM君。次の瞬間、おもむろに立ち上がろうとしました。足が曲がらない状況では当然立てないでしょうが、子どもにとっは、やってみないと分かりません。暫く見守る事にしました。足の指先で必死に踏ん張り、腕で一生懸命に体を押し上げます。しかし、見兼ねた年上のAちゃんが優しく起こしてくれました。
子どもは、経験を積んで学んでいくのだなと改めて感じました。つい先回りして子どもに伝えてしまいがちですが、失敗こそ大事な経験として、時には見守る事の大切さを忘れないでいようと思います。

                              (A.O)