できた!というように笑顔で立ち上がりましたが、かごの隙間から砂が全部流れ落ち、「あーあ」と残念そうな表情。近くで見ていた保育教諭が「砂がなくなっちゃったね。虫かごには穴が沢山あいてたんだね〜」と話していると…
Mちゃんは今度は砂ではなく、小さな石や枝を虫かごの中に入れ、満足そうに虫かごを
かけたまま次の遊びにうつっていきました。
穴があいていると物が落ちてしまうことや、穴よりも大きな物を見つけて入れることができた
Mちゃんの気づきに驚きました! (S,K)
*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように
心掛けて保育を行っています。
①健康な心と体 ②自立心 ③協同性 ④道徳性・規範意識の芽生え
⑤社会生活との関わり ⑥思考力の芽生え ⑦自然との関わり・生命尊重
⑧数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚 ⑨言葉による伝え合い
⑩豊かな感性と表情
今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。
・虫かごに砂をつめる→(自然との関わり)
・枝や小石を入れてみる→(思考力の芽生え)(自然との関わり・生命尊重)
(数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚)