2026年7月6日月曜日

「どこまでならだいじょうぶ?」

 


 この日は急な雷雨があり、激しい雨が降りました。台に乗り、高い窓から外を見ていたわかば組の子どもたち。そこで見やすいように大きな窓を開けてみました。

普段は窓を開けるとテラスへ駆け出す子どもたちですが、あいにくの大雨。きちんと入口で止まって外を眺めます。見守っていると、そろりと一歩ずつ人工芝のテラスへと向かっていく子が出てきました。大雨だから行ってはいけないことを子どもなりに理解しているのでしょうか?ゆっくりと前へ進む姿から、足裏の感覚で濡れていない場所を感じながら進んでいる様子がわかります。パーゴラから雨粒が頭に落ちると「きゃー」と室内に戻ってきては、また一歩踏み出し…。思いがけず頭から足裏まで全身で雨を感じることができた子どもたちでした。


・今回の名もなき遊びには…

足裏の感覚で濡れている場所を探したり、「行っていいか?」と子どもながらに良し悪しを考えることで、自然との関わりや道徳性、規範性の芽生えがみられました。(Y.K)



「木のボタン」


 スダジイの木の幹にコブを発見したYくん。「ねえねえ、なんかまるい」「アンパンマンみたいね」そんな会話が聞こえてきました。保育教諭も一緒に見上げると木の幹に無数のコブができていました。「すごいね、いくつぐらいあるのかな?」と保育教諭が問いかけると、隣にいた友達がコブの数を数えはじめました。Y君はドアのチャイムに見えたのでしょうか、「ピンポーン」とコブを押してみます。子どもの豊かな想像力でどんなものにでも変身し、気持ちを引き出し、わくわくさせる木の表皮に魅了された時間でした。 ・今回の名もなき遊びには… 木のコブを触って性質を確かめようとする健康な心と体や思考力の芽生え、無数のコブを数えている数量への関心、「アンパンマン」やドアのチャイムを想像する豊かな感性と表現力を感じました。(U.N)

「ただいま充電中」

 

待ちに待った水遊びのスタートです!保育園では井戸水を使用しているため、水道水に比べて冷たく、気持ちがよく、遊びが盛り上がります。しかし、水に触れ続けると体が冷えてしまうことも…。そこで考えた、子どもたち。気持ちよく寝転ぶだけじゃなく、日光浴をして体温を上げ、再び水遊びに向かいます。スロープに寝転び、なんだか傾斜も気持ちよさそう♡良いスポットを見つけていました。

今回の名もなきの遊びの中には!

自分で、冷えを感じ、体温を高めようと工夫する姿がみられました。成長とともに、そして遊びの中からも、自分の身体のことを知ることができ、「健康な心と体」に繋がっていきます。


2026年7月2日木曜日

「重ね手くらべる」

 

園庭の植物を見ながら、「キャベツ?」と聞いてきた2歳のS君。よく見ると、たしかにキャベツの葉にそっくりです。

担任が葉っぱに手のひらを重ねると、S君も同じように手のひらを重ねました。「大きい!」と、葉っぱの大きさに驚いています。重ねたことにより、自分の手よりも大きいことに気が付いたS君。その後、園庭に生えている植物の葉っぱに次々と手のひらを重ねては、「大きい!」「小さい!」と比べ合いをして楽しんでいました。

今回の名もなき遊びの中には!

日常の何気ない会話や遊び、環境の中で、少しずつ身の回りの形、大小、長短、数などに気づいていることを感じました。


2026年6月8日月曜日

「ミニカーの井戸端会議」


 室内で遊んでいるSくん。耳をすまして聞いてみると、大好きなミニカーを水色の小さいミニカーを中心にお話をしながら円形に並べていました。「一緒にあそぼう!」と言っているかのようにどんどんミニカーのお友達が増えていき、ミニカーさんたちの楽しそうな会話が聞こえてきそうな心がほんわかする場面でした。ひとりで何役もこなし、じっくり楽しんでいました。

今回の名もなきの遊びには・・・

ミニカーの並べ方に工夫があり、数量や図形への興味関心やミニカー同士がお話しているように見立てて、豊かな感性と表現する力が加わり楽しく素敵な世界を作っているなと感じました。(Y.K)

「この奥には何がある」


  入園して2ヶ月が経ち、園での生活に慣れてハイハイで沢山動き色々な玩具で遊ぶようになったY君。身の回りの様々なものに興味を示す中で、ボタンを押したり回したりすると動物たちが出てくる玩具が気になる様子。この日は動物の奥には何があるのだろう?という様子で指を入れて確かめようとしていました。動物を押しすぎても戻しすぎても中身が見えず絶妙な加減が必要でした。

今回の名もなき遊びには…

自ら興味のもった玩具を目標にハイハイで移動をする身体を動かす健康な心と体、この中には何があるのか?という思考力の芽生えが見られました。(Y.I)


2026年5月7日木曜日

「秘湯〜さくらの湯〜」

 

 満開だった園庭の桜が散り、地面にはその花軸やがくがたくさん落ちていました。5歳児のT君はその花屑を熊手で集め亀の容器に集めます。それはそれはたくさん集め、最後には自分もその中へ。「さくらのお風呂だ!」と楽しむT君の姿に、熊手が自然と湯かき棒に見えてきます。色は残念ながら茶色に変わってしまっていた花屑でしたが、混ぜるたびに茶葉のような爽やかな匂いがし、その贅沢なさくら風呂をしばらく楽しんでいました。 今回の名もなき遊びの中には! たくさんのさくらの花屑を根気よく集める健康な心と体、それをお風呂に見立てた思考力の芽生えや自然との関わりが、この遊びの中から感じられました。(Y・S)