2026年2月16日月曜日

椋の実ころがし 

園庭遊び中、マルチパネの溝に何かを転がしているRちゃん。小石かと思ったら、椋の木から落ちる丸い実でした。溝をレールにしてコロコロ転がる実が面白かったようで、指で突きながら転がして楽しんでいました。その様子をじっと観察していると、こちらに気づき、「先生、あっちに落ちてるから拾っておいで」と椋の木の方を指さして教えてくれました。

今回の名もなき遊びの中には!

・木の実をボールに、玩具の溝をレールに見立てて転がす姿には、自然との関わりや思考力の芽生えを感じます。

・こちらの様子に気付き、同じ実が落ちている場所を教えてくれる姿には、道徳性の芽生えと言葉による伝え合いがありました。(K.N)


雪だるま風(ふう)泥だるま

寒さが増し、園庭の土がぬかるむことが多くなってきました。そこで泥を使ってお団子を作るTくん。湿っている土はお団子が作りやすく、近くにあったサッカーボールの上にお団子を乗せ始めます。「何を作っているの?」と聞くと「雪だるまだよ」と、サッカーボールとお団子を雪に見立てて雪だるまを作っていたのです。その後「鼻も作らないと」と言い、畑で育てている人参の様子を観察している姿もありました。 今回の名もなきの遊びの中には! サッカーボールの安定が特に難しく、バランスが取れるように何度も挑戦する「健康な心と体」、ボールと泥団子を組み合わせて雪だるまだと見立てる「豊かな感性と表現」、どのようにすればバランス良く積み重ねられるか「思考力の芽生え」が見られました。(R.K)



2026年1月8日木曜日

りんごかもしれない


運動会で活躍した赤い玉入れの玉。それを生け垣の枝に置き始めたKちゃん。「りんごの木!」と言いながら木に実らせていました。それを見ていた同じクラスのお友達も一緒になって赤い玉を生け垣に置き、リンゴ農園が出来上がりました。全ての玉を置くと、りんごが実ったことに大満足な様子。その後乳児組のお友達がバケツにたくさん玉を入れ、りんご狩りを楽しんでいました。

今回の名もなき遊びの中には!

玉入れの玉を見て「りんご」みたいだと想像する豊かな感性と、玉を生け垣の枝に置いてりんごの木に見立てる表現力が培われています。友達と一緒にリンゴ農園を作ることで協同性も感じられます。(M.O)


 

落とさずに回せたらいいことがあるかも


キッチンコーナーでジュースを飲む真似っ子をして遊ぶTくんとKくん。Tくんが休憩のつもりで置いたところがキッチンの蛇口。すると、偶然蛇口がくるくる回るのに気づきました。ジュースが落ちないようにそっと回すTくん。その様子を見たKくんも近づき、順番に回しながら楽しむ姿が見られました。置くのも難しい場所でしたが、落ちてしまっても「もう1回!」と何度も挑戦する姿が見られました。

今回の名もなき遊びの中には!

ジュースが落ちないように力加減を工夫したり、何度も挑戦する姿が見られました。友だちと順番を守りながら楽しむ経験は「協同性」を育て、どうしたらうまくいくか考えることで「思考力の芽生え」につながります。夢中になって楽しむ姿には「豊かな感性と表現」、手先を使って挑戦を続ける姿には「健康な心と体」が芽生えました。(A.K) 


 

2025年12月15日月曜日

風にそよぐお花紙

 


製作で、お花紙を使用していたときのことです。いつも製作で使う紙よりも薄い素材の紙に興味を持っていたHちゃん。窓から風が入ってきた際に、ひらひらお花紙が動くことを発見しました。ひらひら動くたびに「あはは」と楽しそうでした。その後も「ひらひらしているね」とやりとりをしながら一緒に楽しみました。改めて、遊びの中にはたくさんの発見や気付きがあることがわかる場面でした。

今回の名もなき遊びの中には!

紙が風でなびくことに気が付き、繰り返し楽しむ思考力の芽生えや、身近な自然現象への関心が高まる姿が見られ、自然との関わり・生命の尊重も育まれていることを感じます。(M.I)


マジックなテープ

 


マジックテープ付おままごとで遊んでいたKくん。手元が滑り、持っていたいちごがコロコロと転がると、ズボンにペタリと貼り付きました。「うわぁ!くっついたよ!」と嬉しそうなKくんの声につられて、お友達も集まってきます。おままごとから様々な食べ物を持ってきて「これもくっつくかな?」と貼り付けてみたり、車を持ってきて「これは?」と試してみたりする姿が見られました。その光景を見ている大人からすると、「それはくっつかないかも…。」と思うものでも、子どもたちはキラキラとした顔で挑戦している姿が微笑ましかったです。なかなか、貼り付くものは発見できませんでしたが、それでも諦めずに挑戦する子どもたちでした。

今回の名もなき遊びの中には!

・お友だちと協力して、様々なことに挑戦しようとする共同性。

・どれならくっつくか考えてみる思考力の芽生え。

・「これならどう?」と声を掛け合う言葉による伝え合い。

・偶然から生まれた遊びを更に発展させようと考える豊かな感性と表現

が芽生えました。(I.F)

かわいい「たべもの」

 

「あれ?寝ちゃったのかな?」と思うほどリラックスをしているKちゃん。何をしているのかな?と見てみると、なんと!おままごとの「たべもの」入れにすっぽり入っていました。しかもお皿を背もたれにして、リクライニングチェアのようにしていました。給食の後ということもあり、お腹はいっぱいで大満足!窓からの日差しを浴びながら、とても気持ちが良さそうでした。

今回の名もなき遊びの中には!
2歳児になると、見立て、つもリ遊びが増えてきます。この遊びの中には、イメージをする力や物を見立てる力が育っています。「何かに見立てる」「何かになったつもり」「何かをしたつもり」という遊びを繰り返し楽しむことで、想像力が豊かになり遊びも広がっていきます。