2022年7月12日火曜日

積み木が押した変身スイッチ

 保育室内で大好きなプラレールを組み立てていた男の子たち。普段はプラレールセットの中のもので2段にしてみたり、長く繋げたりしている事が多いですが、この日は集中して何かをしている様子がありました。

 少し離れて見ていると「先生!できた!見に来て」と興奮気味。何を作ったのか見に行くと「電車にトンネルを作ったんだ!」と積み木の手作りトンネルを披露してくれました。

「もう少し長くしたいんだよね・・・あといくつ持ってくればいいかなあ」と、このあとどうしていくか想像して、大好きな電車の世界観を広げていました。想像したものを身近なもので作り上げていこうとする意欲が素晴らしいなと感じました!(M.S)


今回の名もなき遊びの中から!

・想像してトンネルを作るという発想は、豊かな感性と表現が育まれています。

・あといくつ持ってくれば長く出来るか考える姿が見られ、数量や図形への関心が高まっている様子がありました。


三輪車スタンプ

リレーをしたいというすみれ組の子どもの声から保育教諭が園庭に白線を引いていると、すずらん組のAくんが四輪車を走らせてやってきました。すると、保育教諭が引いた白線を道路代わりにして遊び出しました。何度も遊んでいるうちに段々、タイヤが白くなっていき、Aくんが通る道に白い線がついていることに気が付きました。Aくんはそんな楽しい経験から、自ら四輪車のタイヤに白い粉をつけ、スタンプのようにコロコロ転がし、たくさんの線をつけて楽しんでいました。元の遊びである線路遊びから本児の発見により、タイヤスタンプ遊びに!

遊びの中で自ら気づき、また新たな遊びを見つけたAくんの発想力に感心しました。(M,K)

今回の名もなき遊びの中から!

タイヤに白い粉がつき、自分が通った道に線がつくことに気がついたAくん。そんな姿から思考力の芽生えが育っていることが伺えます。また、タイヤに白い粉がついて、自分が通った道に線ができることに気がついた線路遊びから、自らスタンプ遊びに発展させたAくん。そんな姿から豊かな感性と表現、自立心も育っていきます。