2022年3月29日火曜日

的外れなところに的はあるものよ

 

 ガシャーン、ガシャーンと聞き慣れない金属音が園庭に響きました。普段は聞かない音です。「一体何をしているんだろう?」眉をひそめて覗き込むと、園舎のフェンスにボールが当たる音でした。でも、決していたずらをしている訳ではありません。本人は真剣です。
 少し前に宝島の横にフープの「的あて」があり、みんなでボールを使って当てっこをしていました。その時はフープは1つでした。きっとA君はフープ置き場を見た時に、的あてがたくさんある!と思ったのでしょう。輪っかをめがけて次々と当てていったのです。
「よく見つけたものだな。」と思わず感心してしまいました。大人からすると、そんなところでしなくても・・・と思ってしまいますが、子どもの気持ちからの視点で見ると「誰もいない、絶好の良い遊び場所を見つけたぞ」と自慢したくなる場面でしょうね。A君、すてきな遊びを見つけたね。
しばらくすると、この楽しそうな遊びに沢山のお友だちが集まり、熱き戦いが繰り広げられるのでした。(K.C)

今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。
・自分で遊ぶ場所や内容を考え挑戦する。・・・①健康な心と体
・友だちとみんなで競い合う・・・③共同性


浪漫に満ちたシェイバー

お部屋で太鼓遊びをしていたB君。ノリノリで太鼓をバチでたたいています。
「音あそびって楽しいな」と思っていたのも束の間、ふと、太鼓のバチに目がいくと、じーっとバチの先端を見つめていました。
あら?どうしたのかしら・・・と様子を見ていると、今度は反対に持ち替えて「パパ!」と言うと、あごにバチの先端を当てて、シェービングを始めました。
「あーそうか!ひげそりね、お家でパパがウィーってやるのね」と保育士もひげそりの真似をすると、うんうん。と嬉しそうにうなずくのでした。
風が強く、まだまだ春には遠い肌寒い日でしたが、心は春の風が吹いたように、ほっこりとしたふたば組での一場面でした。(K.C)

今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。
・大好きなお父さんの日々の生活の中の何気ない動作を見て興味を持ち、遊びの中で再現して楽しむ…④道徳性の芽生え・規範意識の芽生え
・自分の思いを伝え、その伝わった喜びを感じながら、共に心を通わせて同じ遊びを楽しむ…⑨言葉による伝え合い



2022年3月28日月曜日

恐竜オリンピック

3歳児の恐竜ブームは、まだまだ続いています。先週は、空き箱を使って、トントンずもう!?ならぬトントン恐竜!?が盛り上がり、あちらこちらでレスリングのバトルが行われていました。今週の恐竜達は、どんな遊びをするのか?様子をみていると…なんと、ボルダリングを始めました。体力自慢の体育会系の恐竜です。

2022年3月10日木曜日

風船浮揚マシン(空気清浄機能付き)

風船あそびをしていたRちゃんとL君。空気清浄機の上に風船を置いて手を離すと、なんと勝手に風船が浮き上がりました!二人は不思議そうにその様子を見ては、風船を乗せたり取ったりを繰り返して楽しんでいました😄🎈

2022年3月4日金曜日

石を積んでいるのではない。石の声を聴いているのだ。

境内の隅でとても真剣な表情でいるAちゃん。あまりにも長時間じっとしていたので、近くに行き見てみると、お寺の本堂前にある石を絶妙なバランスで積み上げていました。保育教諭も挑戦してみましたが、石の凹凸をうまく組み合わせる事が難しく、Aちゃんの神業に気が付かされました。