園庭遊びでフラフープで遊んでいたAちゃんとB君。二人は新しく出来た滑り台前を電車ごっこをして通っていました。するとその滑り台からC君が降りようとしていたので「危ないよ!」と二人に声を掛けました。すると電車ごっこをしていた二人はフラフープから抜けてすべり台から降りてくるC君がくぐれるようにトンネルを作りました。すると上手にくぐり抜ける事が出来ず、「悔し〜!」と再挑戦しようとするC君。AちゃんもB君もC君がくぐれるように高さを調節したりすべり台の近くにフラフープを付けてみたりと工夫をして遊んでいました。その後は滑る人フープを持つ人をかわりばんこで楽しく遊んでいました。上手にくぐれるとなんとなくポーズを決めている姿も見られました。(Y.Y)
今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。
①「危ないよ」の一言で動きが変わる→①健康な心と体④動特性の芽生え・規範意識の芽生え⑨言葉による伝え合い
②フラフープをトンネルに見立てる→③共同性⑥思考力の芽生え
③そのフラフープをくぐろうという発想→③共同性⑥思考力の芽生え
④上手にくぐれなかった時の解決策→⑧数量や図形、標識や文字への関心・感覚
⑤くぐれたたあとのポーズ→②自立心⑩豊かな感性と表現