2021年12月22日水曜日

「雨どい鉛筆」



三歳児の子どもたちが雨樋を使い、迷路ごっこをして遊んでいると…楽しそうなお兄さん達見て興味津々にやってきたYくん。早速、小さな身体でよいしょ!と雨樋を持ち上げました。ちょうどYくんの身長と同じくらいの長さです。持ち上げた瞬間、バランスが崩れて雨樋が斜めになりました。その時、地面に出来た一本の線を、Yくんは見逃しませんでした。持ち上げては斜めに引きずり、それを繰り返して「地面」という大きなキャンパスに沢山の線を描いていったのでした。(C.S)

*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。

今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・年上の子達が遊んでいる姿を見て興味関心をもつ・・・③協同性 ⑤社会性との関わり
・大きな雨樋を持ち上げる・・・①健康な心と体
・雨樋が地面を削って出来た線を見つける・・・⑥思考力の芽生え
・繰り返し雨樋を持ち上げては斜めにして引きずって線を描く・・・⑩豊かな感性と表現

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