2023年8月1日火曜日

かわいいつけ爪

 


1歳児でお絵描きあそびをした日のこと。最初はカラーペンでお絵かきを楽しんでいたA君。しばらくすると「いないいないばぁ!」という声が聞こえてきます。見てみると指にペンのキャップはめて、それをスポン!と抜きいないいないばぁ遊びをしていました。それを見た他の子たちも指にキャップを付け始め、5本指全部にキャップをつける子もいました。お互いに手を見せあい自慢気な顔をしていました。

今回の名もなき遊びの中には

ペンは描くだけではないということに気が付き、キャップを指にはめてみる行動に思考力の芽生えを感じました。友達同士で互いに真似をしあい、遊びの輪が広がっていき一緒に表現する過程を楽しむ姿に豊かな感性と表現が育まれていると感じました。(S・T)


ベランダシンフォニー

 


室内遊びの最中、この日はベランダを開放しました。子どもたちは嬉しそうにベランダで外の空気を吸って楽しんでいます。Sくんがままごとコーナーの玩具を持ったままベランダへ行くと、たまたま柵と泡だて器がぶつかり「カンッ!」といい音が鳴りました。気づいたSくんはそのまま泡だて器を柵に当てながら歩いてスライドさせ音を奏でます。それを見た他児も色々な玩具を手に持って柵に当て、にぎやかなミニ演奏が始まりました。

今回の名もなき遊びの中には
普段とは異なる使い方をした事により、音が奏でられ豊かな感性と表現が育まれました。
またSくんの行動を見て数名の他児が真似た事により、演奏に変化した姿は協同性の芽生えだと感じました。(Y・Y)

2023年6月29日木曜日

隙間に貯金

穴の空いた容器に物を落としてあそぶことが好きな1歳児のAくん。この日もコインを穴から落として遊んでいました。すると、床にふと良い隙間を発見!コインを嬉しそうに集めて一枚一枚真剣に、隙間に入れて遊んでいました。コインがすっぽりハマるその感覚が楽しかったのでしょう、A君の顔は達成感と満足げな表情で溢れていました。

今回の名もなき遊びの中には

いつもの遊び方をしていた時にふと何かに気が付き、やってみようと行動に移した姿を見て思考力の芽生えを感じました。また、その姿を見て他のお友達もやってみたい!と更に遊びの輪が広がることもあるでしょう。そういった姿は豊かな感性と表現や友達との関わりにも繋がっていくと思います。今回の名もなき遊びはじっくりと遊ぶことが好きなAくんならではの発見だったのかもしれません。日常には沢山の遊びのヒントが隠されているのだなと教えてもらいました。(A.Y)

 

青空昆虫館 


園庭や散歩先で春探しをした5歳児。特に虫探しに夢中で園庭に出ると入れ物やかごを片手に走り回っています。そんなある日、組み立てたマルチパネルのほうから「いらっしゃいませー!昆虫館ですよ!」という大きな声が聞こえてきました。子ども達は園庭で捕まえた虫たちを種類別に分けてお客さんに見てもらえるように遊びを発展させていたのです。その後、マルチパネルが狭いことに気が付き、園庭の広い場所へ移動して昆虫館を再オープンさせていました。

 今回の名もなき遊びの中には

春探しを行ったことで身近な自然との関わりを経験し、そこから虫の命を大事にしつつ虫の名前や何を食べるのかを調べる姿がありました。探した生き物を大事にしながら昆虫館を作ってみようとする思考力や、友達とマルチパネルで建物を作る人、虫を捕まえる人と役割を決め共同性を大事にした関わりが見られました。(M・S)


2023年6月1日木曜日

がんばりスイッチ

 

「ああ、今日はなんだかやる気が出ないなあ」という時に役立つのが、この「がんばりスイッチ」です。ないしょですが、園長先生は毎朝スイッチを入れにくるそうですよ。

【使用方法】

空を見上げながらオンしてみましょう。口角を上げるとなおよろしい。たちどころにやる気がみなぎってきます。

【設置場所】

牧の原宝保育園の園庭のどこか。(探してみてね!)


2023年5月8日月曜日

すきまさがし

 


新年度がスタートし、新しい環境に興味津々の子どもたち。ダンボールの中や狭い場所も大好きです。

この日、外用のシートをしまっているお部屋の隅っこが、シートを出したことにより、「隙間」として1才児の新入園児のA君の目に留まりました。しばらく覗き込んでいたAくんでしたが、次の瞬間、横歩きでゆっくりとその隙間へ。すっぽり入ると身動きがとれないほどの狭さの隙間に安心するのか?嬉しいのか?一人で静かに入り込んでいました。その姿を同じクラスのお友達に見つかってしまうと、僕も私も入りたい!と子どもたちにとって魅力的な「隙間」となりました。

今回の名もなき遊びの中には

子どもたちにとって狭い隙間や穴は、探究心がくすぐられるものですね。今回の遊びは、どうすれば入れるか?考えたり、危険を察知したり、その先に何があるのかワクワクしたり・・思考力や空間認知力につながる行動だなと思いました。他のお友達も気づき、「順番こ」で入ったり一緒に入ってみたりと、お友達との関わりにも繋がりました。できる限り子どもの探究心のくすぐられるような環境づくりをしたり、危険がないように見守っていきたいです。(Y.K)


三輪車型かき氷機

 


三輪車を逆さまにして遊び始めたAくん。三輪車のペダルの部分を持ち、「工事です」と言いながらペダルを回し始めます。するとそれを近くで見ていたBちゃんは反対側のペダルを持ち、「かき氷屋さんです」と言いながら回し始めました。しばらくするとAくんもBちゃんのかき氷屋さんに転職!「かき氷屋さんです。何味がいいですか?」「いちご味がいいです」などと会話も弾み、かき氷屋さんがオープンしました。

今回の名もなき遊びの中には
三輪車を漕ぐだけでなく、逆さまにして遊ぼうとする発想が面白いと思い、更に子どもたちの思考力の芽生え、豊かな感性と表現に繋がると感じました。また、2人でかき氷屋さんの会話をしながら、楽しむ姿に言葉による伝え合いも育っていくと感じました。(M.K)