2018年5月1日火曜日

大工さん…?!

雨の日の1コマ。
4歳児のTくんとHくん。保育室の端から端まで積み木を敷き詰めて遊んでいました。足りなくなってしまったので、積み木を年長児の保育室から借りてきました。積み木と積み木の少しの隙間も許せず、お友達と協力しながら一生懸命並べていました。綺麗に敷き詰める方法を2人で編み出していました。
先日まで年長児の保育室の床工事を行っていたので、大工さんの真似なのでしょうか…?
 よく行っている積み木遊びですが、こうした積み木遊びの中にも友達との共同性や協調性・どのようにしたら綺麗に並べられるかという思考力をフル回転せながら子どもたちは遊んでいます。子どもたちの遊びの中には学びがあります。 子どもたちが満足するまで遊びを保障し、学びの芽を大切に育てていきたいと保育教諭は思いました。
並べ終わると満面の笑みで一言。「先生見て~!あっちからここまで綺麗に並べられたよ~」と!
暫くして朝の会で担任が「お話しするからお鞄入れの前に座ろうね」と声掛けすると、一目散に座って担任の先生の話をしっかりと聞いていました。

1 件のコメント:

  1. この遊びの中には、ほんとうにたくさんの学びが詰まっていますね。その中から一つ取り上げるとすると、わたしは「自ら課題設定する」という点に注目したいと思います。「これがゴールだよ」と大人に言われるのではなく、彼らは「床の端から端まで積み木を敷き詰めてみよう」と自ら課題を設定しています。こういう能力こそ、幼児のうちから育んでいかなければならないですね。

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