2026年9月30日水曜日

「いつもより多く回しておりますの原理」

 

 「今日は寿司を作るんだ」砂場でいつものようにごっこ遊びを楽しむA君、地面に落ちていた木の棒を持ったまま、お寿司を入れる器を探しに出掛けたのですが、コップを手に取り、棒をじっと見つめた次の瞬間!さっと棒にコップを被せるとくるくるくる〜と回し始めました。なぜ、人は丸い物と棒をみると回したくなるのでしょうか?

 今回の名もなき遊びの中には、

  見立てて遊ぶ力が育っています。4歳になると、目の前にある道具を頭の中で組み合わせ何かに見立てて遊ぶ力が発達します。丸いコップ(回る)と棒(かき混ぜる)が組み合わさると・・・コマかな?ヘリコプターのプロペラかな?といろいろなイメージが膨らんできます。また、回すことが出来た。という成功体験の後は「もっとやりたい」という意欲に繋がっていきます。


2026年9月1日火曜日

「Hちゃんのタンポポ仮説」

 

園庭に猫じゃらしがあるのを発見したHちゃん。春にたんぽぽの綿毛を飛ばしたのを覚えていたのでしょう。早速猫じゃらしを手に取り、「ふー」と息を吹きかけてみます。しかし何度も吹いてみても、猫じゃらしが揺れるだけです。揺れる猫じゃらしを不思議そうな表情で見ながら、何度も挑戦しているHちゃんでした。

今回の名もなき遊びの中には!
・たんぽぽの綿毛を吹いた過去の経験をもとに、目の前の物である猫じゃらしを結びつけ、「猫じゃらしでも吹けば飛ぶのではないか?」と予想し、試す姿が見られました。経験を関連付けながら予想し、実際に確かめようとするその姿から、思考力の芽生えが伺えました。
・また、猫じゃらしという自然物に興味を持ち、触れたり吹いたりしている姿からは、自然との関わり・生命尊重の面も育まれていることを感じました。(M.I)

「恐竜劇団」

 

お部屋の一角にあるトンネルの上に何やら沢山のおもちゃを並べて遊んでいるSくん。よく見てみると、恐竜の小さなフィギュアで、「いっしょに遊ぼうよ」「いいよ」と一人で何役も演じて遊んでいます。どうやらSくんはこのトンネルを恐竜が集まる広場に見立てたようです。端に置いた恐竜も忘れずに触りながら、遊ぶ姿がなんとも可愛らしいです。暫くするとままごとのパンを持ち出し「はいどうぞ」「もぐもぐおいしいね」とお世話をしていました。

この名もなき遊びの中には!
・広場に見立てたり、なりきって遊ぶ姿には思考力や豊かな感性の表現が見られます。
・食べ物をあげるなど、お世話をする姿からは道徳性の芽生えが見られます。
                                   (A・H)