今回の名もなき遊びの中には!
・アリが作った穴に気づき、覗き込んだり指で触れてみるという姿には自然との関わり、生命尊重に対する心が育まれています。(C.G)
布佐宝保育園|牧の原宝保育園の子供たちは、毎日いきいきと遊んでいます。遊びの中には、一見すると取るに足らない、名前をつけようにもつけがたい遊びがたくさんあります。わたしたちは、これら「名もなき遊び」に名前をつけて、辞典を作ることにしました。
今回の名もなき遊びの中には!
・アリが作った穴に気づき、覗き込んだり指で触れてみるという姿には自然との関わり、生命尊重に対する心が育まれています。(C.G)
さくらんぼの部屋にあるピタゴラ装置が大好きなSくん。杭をはめて坂道を作ってボールを転がして…登園してくると毎朝のルーティンのように何度も遊びを楽しんでいましたが、急に何かに気づきました。ゆり組で手にした小さな玊が丁度良く杭の穴にはまるのです。しかも微妙な力加減で押し込まないと玉は落ちてしまうので、Sくんは何度も試行錯誤をしながら小さな玉を穴に入れる研究をしていました。見事にハマった時のフィット感は見ている方が気持ちがいい程、ピッタリ収まっていました!
今回の名もなき遊びの中には!
ボールの形と杭の穴の形が同じであることに気づき、杭の穴に入れてみようという自由な発想から遊びに繋がっていました。また微妙な力加減を研究するところは自分の手先(体)の使い方を調整することを学んでいました。(O.M)はたらく車が大好きな1歳児のRくん。もちろん、三輪車も大好きで園庭遊びでよく乗って遊んでいます。ある日のこと、いつものように三輪車で園庭を散歩していると幼児組が使っている縄跳びを発見し、「三輪車につけて〜」と保育教諭の元に持ってきました。三輪車につけてあげると、「消防車!」と言いながら縄跳びをホースに見立てて消火していました。大好きなはたらく車を自分で作り出してしまう1歳児の想像力に驚きました。
今回の名もなき遊びの中には!
保育教諭に自分のしてほしいことを伝えようとする「言葉による伝え合い」、三輪車を消防車に見立てようとする「思考力の芽生え」、縄跳びをホースに見立てる「豊かな感性と表現」等の姿が見られました。今後、三輪車がどのように変化していくのかとっても楽しみです。(M・S)
以前、積み木で天井まで届くタワーを作り上げた3歳児。その経験から、この日は小さなペットボトル容器を重ね始め「よーし!天井までいけるかなー?」と意気込んでいました。途中、天井まで積み上げるには数が足りないと分かると、ままごとコーナーにあるもので上に乗せられそうなものはないかと考え探し始めます。そして倒れてしまっても「あ!ごめーん!」と仲間に謝り、もう一度作り直していました。なかなか上手くいかないと違う遊びに移る子もいましたが、成長と共に、諦めずに達成できる力が付いてくるのだと思います。
今回の名もなき遊びの中には
形を見ながらどのように積み上げるか?考えることで図形への興味が湧きました。壊してしまったときに、一緒に遊んでいた友達に自分のせいで壊れてしまったことをあやまることもできて、協同性も育まれています。(Y・K)
園庭で身体を思いっきり動かし走り回って遊んでいる2歳児クラスのH君とK君。H君が近くに落ちていたフラフープを持ち、築山に登り手を離してみると…。面白いようにコロコロとフラフープが築山の傾斜に沿って転がりました!転がすことが出来、嬉しそうな表情で何回も挑戦をしています。その様子を見ていたK君も真似をすると同じように転がすことが出来ました。そして2人で「楽しいね」と言いながら笑い合っているのでした。
今回の遊びの中には
築山の傾斜を使ってフラフープを転がすと、勢いをつけること無く転がるのではないかという思考力の芽生えが感じられました。また、話すことが上達し、友達とも会話を楽しむようになってきた2歳児クラスの子ども達が、遊びを通して自分の感情を言葉で伝え合うことで豊かな表現を身につけられると感じました。(M.I)