2025年4月30日水曜日

深まる穴の不思議

 
春が深まった園庭には、沢山の虫たちが姿を見せてくれます。築山で身体を小さくして何かをじっと見つめていたA君。その視線の先を辿ると、築山にできた沢山の穴に集中していました。アリが作った直径1センチほどの沢山の穴を覗いてみたり、ゆっくり指を入れてみたり。自然界が作り出した穴の中の世界を知ろうとする探究心がA君の姿から感じられました。

今回の名もなき遊びの中には!

・アリが作った穴に気づき、覗き込んだり指で触れてみるという姿には自然との関わり、生命尊重に対する心が育まれています。(C.G)


2025年3月26日水曜日

秘密のポケット 

 


片付けの時に部屋の見晴台を動かすと中からたくさんのカードが出てきました。お医者さんごっこの薬、注射器、診察カード等、薄い物ばかりです。ある日、ニコニコしながらカードを持って見晴台の方に向かうK君を発見!こっそり中に入れて楽しんでました。その後も何度か足を運ぶK君です。入れてしまうと取れないポケットですが、大事な宝物がたくさん詰まったK君の秘密のポケットです。その後、友達にも教えてあげたようです。二人で楽しそうに遊ぶ場になってました。 
 
 今回の名もなき遊びの中には!
大事な物でも薄い物しか入らないという形の認識と楽しいことは友達にも教えてあげる協同性が芽生えました。(R・K)

2025年3月25日火曜日

見事にはまる玉 

 


さくらんぼの部屋にあるピタゴラ装置が大好きなSくん。杭をはめて坂道を作ってボールを転がして…登園してくると毎朝のルーティンのように何度も遊びを楽しんでいましたが、急に何かに気づきました。ゆり組で手にした小さな玊が丁度良く杭の穴にはまるのです。しかも微妙な力加減で押し込まないと玉は落ちてしまうので、Sくんは何度も試行錯誤をしながら小さな玉を穴に入れる研究をしていました。見事にハマった時のフィット感は見ている方が気持ちがいい程、ピッタリ収まっていました!

今回の名もなき遊びの中には!

ボールの形と杭の穴の形が同じであることに気づき、杭の穴に入れてみようという自由な発想から遊びに繋がっていました。また微妙な力加減を研究するところは自分の手先(体)の使い方を調整することを学んでいました。(O.M)


2025年2月18日火曜日

小さな消防士


はたらく車が大好きな1歳児のRくん。もちろん、三輪車も大好きで園庭遊びでよく乗って遊んでいます。ある日のこと、いつものように三輪車で園庭を散歩していると幼児組が使っている縄跳びを発見し、「三輪車につけて〜」と保育教諭の元に持ってきました。三輪車につけてあげると、「消防車!」と言いながら縄跳びをホースに見立てて消火していました。大好きなはたらく車を自分で作り出してしまう1歳児の想像力に驚きました。

今回の名もなき遊びの中には!

保育教諭に自分のしてほしいことを伝えようとする「言葉による伝え合い」、三輪車を消防車に見立てようとする「思考力の芽生え」、縄跳びをホースに見立てる「豊かな感性と表現」等の姿が見られました。今後、三輪車がどのように変化していくのかとっても楽しみです。(M・S)


 

ペットボトルタワー 

 


以前、積み木で天井まで届くタワーを作り上げた3歳児。その経験から、この日は小さなペットボトル容器を重ね始め「よーし!天井までいけるかなー?」と意気込んでいました。途中、天井まで積み上げるには数が足りないと分かると、ままごとコーナーにあるもので上に乗せられそうなものはないかと考え探し始めます。そして倒れてしまっても「あ!ごめーん!」と仲間に謝り、もう一度作り直していました。なかなか上手くいかないと違う遊びに移る子もいましたが、成長と共に、諦めずに達成できる力が付いてくるのだと思います。

今回の名もなき遊びの中には

形を見ながらどのように積み上げるか?考えることで図形への興味が湧きました。壊してしまったときに、一緒に遊んでいた友達に自分のせいで壊れてしまったことをあやまることもできて、協同性も育まれています。(Y・K)


2025年1月27日月曜日

車輪の再発明

園庭で身体を思いっきり動かし走り回って遊んでいる2歳児クラスのH君とK君。H君が近くに落ちていたフラフープを持ち、築山に登り手を離してみると…。面白いようにコロコロとフラフープが築山の傾斜に沿って転がりました!転がすことが出来、嬉しそうな表情で何回も挑戦をしています。その様子を見ていたK君も真似をすると同じように転がすことが出来ました。そして2人で「楽しいね」と言いながら笑い合っているのでした。

今回の遊びの中には

築山の傾斜を使ってフラフープを転がすと、勢いをつけること無く転がるのではないかという思考力の芽生えが感じられました。また、話すことが上達し、友達とも会話を楽しむようになってきた2歳児クラスの子ども達が、遊びを通して自分の感情を言葉で伝え合うことで豊かな表現を身につけられると感じました。(M.I)


陽の光が射す方へ 



ぐっすりお昼寝をして、少し早めに目覚めたYちゃんとCちゃん。カーテンの隙間からは日差しが降り注いでいます。二人は陽の光が射す方へ目を向けると、フワフワと何かが飛んでいるのを見つけました。飛んでいるものの正体はホコリなのですが、そのフワフワの正体が分からず「これはなんだ?」と、想像力が膨らみます。Yちゃんがホコリを捕まえようとパチン!とすると、その姿を隣で見てCちゃんが「なにしてるの?」と聞いています。Yちゃんの楽しんでいる様子がCちゃんにも伝わり、二人でホコリを捕まえて楽しんでいました。

今回の遊びの中には

日差しの通り道になっていないところにはホコリはなく、日差しの降り注いでいるところを探して目当てのものを発見していました。そしてフワフワ飛んでいる物の正体とは!?と考えようとする思考力の芽生えが見られました。また、お友だちが何をしているのか?何を発見して手を叩いているのか?を言葉を通して聞いたり、行動を見て言葉で伝え合うなど、豊かな感性と表現力や二人で遊ぶ共同性が見られました。(Y.Y)