2025年2月18日火曜日

小さな消防士


はたらく車が大好きな1歳児のRくん。もちろん、三輪車も大好きで園庭遊びでよく乗って遊んでいます。ある日のこと、いつものように三輪車で園庭を散歩していると幼児組が使っている縄跳びを発見し、「三輪車につけて〜」と保育教諭の元に持ってきました。三輪車につけてあげると、「消防車!」と言いながら縄跳びをホースに見立てて消火していました。大好きなはたらく車を自分で作り出してしまう1歳児の想像力に驚きました。

今回の名もなき遊びの中には!

保育教諭に自分のしてほしいことを伝えようとする「言葉による伝え合い」、三輪車を消防車に見立てようとする「思考力の芽生え」、縄跳びをホースに見立てる「豊かな感性と表現」等の姿が見られました。今後、三輪車がどのように変化していくのかとっても楽しみです。(M・S)


 

ペットボトルタワー 

 


以前、積み木で天井まで届くタワーを作り上げた3歳児。その経験から、この日は小さなペットボトル容器を重ね始め「よーし!天井までいけるかなー?」と意気込んでいました。途中、天井まで積み上げるには数が足りないと分かると、ままごとコーナーにあるもので上に乗せられそうなものはないかと考え探し始めます。そして倒れてしまっても「あ!ごめーん!」と仲間に謝り、もう一度作り直していました。なかなか上手くいかないと違う遊びに移る子もいましたが、成長と共に、諦めずに達成できる力が付いてくるのだと思います。

今回の名もなき遊びの中には

形を見ながらどのように積み上げるか?考えることで図形への興味が湧きました。壊してしまったときに、一緒に遊んでいた友達に自分のせいで壊れてしまったことをあやまることもできて、協同性も育まれています。(Y・K)


2025年1月27日月曜日

車輪の再発明

園庭で身体を思いっきり動かし走り回って遊んでいる2歳児クラスのH君とK君。H君が近くに落ちていたフラフープを持ち、築山に登り手を離してみると…。面白いようにコロコロとフラフープが築山の傾斜に沿って転がりました!転がすことが出来、嬉しそうな表情で何回も挑戦をしています。その様子を見ていたK君も真似をすると同じように転がすことが出来ました。そして2人で「楽しいね」と言いながら笑い合っているのでした。

今回の遊びの中には

築山の傾斜を使ってフラフープを転がすと、勢いをつけること無く転がるのではないかという思考力の芽生えが感じられました。また、話すことが上達し、友達とも会話を楽しむようになってきた2歳児クラスの子ども達が、遊びを通して自分の感情を言葉で伝え合うことで豊かな表現を身につけられると感じました。(M.I)


陽の光が射す方へ 



ぐっすりお昼寝をして、少し早めに目覚めたYちゃんとCちゃん。カーテンの隙間からは日差しが降り注いでいます。二人は陽の光が射す方へ目を向けると、フワフワと何かが飛んでいるのを見つけました。飛んでいるものの正体はホコリなのですが、そのフワフワの正体が分からず「これはなんだ?」と、想像力が膨らみます。Yちゃんがホコリを捕まえようとパチン!とすると、その姿を隣で見てCちゃんが「なにしてるの?」と聞いています。Yちゃんの楽しんでいる様子がCちゃんにも伝わり、二人でホコリを捕まえて楽しんでいました。

今回の遊びの中には

日差しの通り道になっていないところにはホコリはなく、日差しの降り注いでいるところを探して目当てのものを発見していました。そしてフワフワ飛んでいる物の正体とは!?と考えようとする思考力の芽生えが見られました。また、お友だちが何をしているのか?何を発見して手を叩いているのか?を言葉を通して聞いたり、行動を見て言葉で伝え合うなど、豊かな感性と表現力や二人で遊ぶ共同性が見られました。(Y.Y)

2024年12月26日木曜日

滑るものの正体 


この日は気候が暖かく、みんなで遊歩道へ散策に行きました。まつぼっくりやバッタなど、季節ならではの遊びを楽しんでいると、Tくんがつるっと滑りそうに。見てみると地面にはどんぐりがたくさん落ちています。最初はびっくりしていたTくんですが、その正体がどんぐりだと気付くとたちまち笑顔に。自分でどんぐりを並べて滑る遊びを楽しんでいます。その楽しそうな姿にYくんもやってきて一緒に遊び始めました。そしてYくんは割れたどんぐりよりもまるっとしたどんぐりのほうがよく滑ることに気づき、「まるだ、まる」と言いながら並べては滑って2人で笑い合っているのでした。

今回の遊びの中には

暖かい気候のなかで自然とふれあいながら体を動かして遊び、健康な心と体を育んだり、自然や生命との関わりが見られました。また、自分で考えたり友達とやり取りをしながら、丸いどんぐりのほうが滑りやすいことに気付く過程で、数量や図形への関心、感覚や豊かな感性、言葉による伝え合いが見られました。(S.N)


三輪車フリースタイル


お外に出ると、一目散に三輪車に向かう子ども達!この日も三輪車を手に入れた子が思い思いの遊び方で楽しんでいました。よく見ると、足が届いている子と届いていない子がいます。

成長と経験の過程の中で、自分で出来るようになった喜びや、自分の力で好きな場所へと進んでいける楽しさ。いつもより高い位置から周りを眺める楽しさと、先生に押してもらえる喜び、乗る以外の楽しみ方を満喫していました。子ども達にとって三輪車は、色々な楽しみ方のできる宝庫のようです。

今回の遊びの中には

つま先を使う・バランスをとることで健康な体が作られます。また、乗ること以外での楽しみ方をすることで豊かな感性を培うことが出来ます。(H.N)


2024年12月9日月曜日

隙間を有効活用  


 カードを容器の中に落とす遊びを楽しんでいたKくん。気がつくと、カードを入れる容器がどこかへ行ってしまいました。するとKくんは、座っていた畳の隙間にカードを入れ始めます。カードの向きを横で入れてみたり、縦で入れてみたりしながら、畳からはみ出る大きさの違いも感じているようでした。その後、近くで見ていた他の子どもたちもKくんを真似して遊びを楽しみ、子どもたちの遊びの広がりを見ることができました。

今回の名もなき遊びの中には カード落としのカードを畳の隙間に入れ、遊びを変換する想像力から豊かな感性と表現が見られました。カードを畳と畳の隙間にカードを入れるという遊びの広がりに、発想力の豊かさを感じました。(A.K)