2025年6月20日金曜日

弥生時代方式

 


園庭で葉っぱをちぎっていたAちゃん。お部屋に向かうとドアに葉っぱを挟んだので、何をするのか見ていると、勢いよく茎を引っ張り葉を削ぎ落としました。誰かに聞いたわけでもなく、教えてもらってもいません。「先人の知恵!脱穀?」と思わず関心してしまいました。
Aちゃんは素早く葉っぱを集めると、何事もなかったように園庭のおままごとに戻っていきました。

ドアに挟んだら痛い。ではなく、ドアに挟んで引っ張ったら葉が落ちる。という原理を見事に考え出して再現したAちゃんの科学的なひらめきに保育教諭は大きな成長を感じ、何も手を貸さなくてもいい。この子の遊びをしっかり見守りたい。と思いました。

2025年6月4日水曜日

アリの引っ越し


 暖かくなり、虫探しを楽しみに園庭遊びをする子どもたち。中でもアリは、見つけやすく親しみを持ちやすいようで、捕まえている姿がよく見られます。園庭遊び中、虫探しをしていたAくんたちがバケツの中に砂を入れ始めました。何をしているのか聞いてみると「アリさんのお家を作っているの!砂がないとアリさんがお家を作れないから。」と子どもたち。小さな命を大切にするAくんたちの姿が見られました。砂の素材も子どもたちの中で話し合い、「穴を掘りやすいように茶色の土にしよう」という工夫をしている姿もありました。

今回の名もなきの中には!


「アリのお家をつくろう」という思考力の芽生え、「アリ」と関わる自然との関わり・生命尊重、「お友達と話し合って一つのことをする」という言葉による伝え合いが見られました。(M・S)




小枝フォント

 雨や風が強かった日の翌日。園庭にはたくさんの枝や葉が落ちていました。Aちゃんは枝を拾い、「ハートを作るんだ!」と言いながら形を作っていました。それを見ていたBちゃんは「私はハートって字を作ってみる!」と言い、枝で文字を作る様子もありました。細かい所や急なカーブがある所は長い枝を折って短くしたり、短い枝を探しに行ったりして工夫する姿もありました。また、「顔を作りたいから目は葉っぱにする!」など様々な自然物を使っていました。


今回の名もなきの中には!

「枝で絵や文字を作ろう」という思考力の芽生え、「枝や葉を使う」という自然との関わり、「枝で形や文字を作る」という数量や図形、標識や文字などへの関心と豊かな感性と表現が遊び中で見られました。(M,K)

2025年4月30日水曜日

踊りだす砂


みんなで使う園庭のパレットの上はいつの間にか砂だらけ…。そんな中、T字スコップを持ったK君は何気なくパレットをトントンと叩いてみました。すると、パレットを叩いた振動で砂が動くことを発見!次は砂をたくさん集めて山にしてからトントン♬山が崩れていく様子を上から見たり横から見たりと、何度も砂を集めては動く砂を観察していました。

今回の名もなき遊びの中には!

・T字スコップで叩くと砂が動くことに気がついたり、砂を集めることでより多くの砂を動かそうとするK君の思考力の芽生えが見られます。(S.K)


深まる穴の不思議

 
春が深まった園庭には、沢山の虫たちが姿を見せてくれます。築山で身体を小さくして何かをじっと見つめていたA君。その視線の先を辿ると、築山にできた沢山の穴に集中していました。アリが作った直径1センチほどの沢山の穴を覗いてみたり、ゆっくり指を入れてみたり。自然界が作り出した穴の中の世界を知ろうとする探究心がA君の姿から感じられました。

今回の名もなき遊びの中には!

・アリが作った穴に気づき、覗き込んだり指で触れてみるという姿には自然との関わり、生命尊重に対する心が育まれています。(C.G)


2025年3月26日水曜日

秘密のポケット 

 


片付けの時に部屋の見晴台を動かすと中からたくさんのカードが出てきました。お医者さんごっこの薬、注射器、診察カード等、薄い物ばかりです。ある日、ニコニコしながらカードを持って見晴台の方に向かうK君を発見!こっそり中に入れて楽しんでました。その後も何度か足を運ぶK君です。入れてしまうと取れないポケットですが、大事な宝物がたくさん詰まったK君の秘密のポケットです。その後、友達にも教えてあげたようです。二人で楽しそうに遊ぶ場になってました。 
 
 今回の名もなき遊びの中には!
大事な物でも薄い物しか入らないという形の認識と楽しいことは友達にも教えてあげる協同性が芽生えました。(R・K)

2025年3月25日火曜日

見事にはまる玉 

 


さくらんぼの部屋にあるピタゴラ装置が大好きなSくん。杭をはめて坂道を作ってボールを転がして…登園してくると毎朝のルーティンのように何度も遊びを楽しんでいましたが、急に何かに気づきました。ゆり組で手にした小さな玊が丁度良く杭の穴にはまるのです。しかも微妙な力加減で押し込まないと玉は落ちてしまうので、Sくんは何度も試行錯誤をしながら小さな玉を穴に入れる研究をしていました。見事にハマった時のフィット感は見ている方が気持ちがいい程、ピッタリ収まっていました!

今回の名もなき遊びの中には!

ボールの形と杭の穴の形が同じであることに気づき、杭の穴に入れてみようという自由な発想から遊びに繋がっていました。また微妙な力加減を研究するところは自分の手先(体)の使い方を調整することを学んでいました。(O.M)