1.【出会う】
落ち葉が園庭の地面をうっすらと染め、時おりふく風が葉を巻き上げ、まるで落ち葉達の会話が聞こえてくるようです。
園庭の一角では、箒を手に落ち葉を集める子どもの姿があります。職員が入れてと言うと、「これは布団なの。まだ小さくて先生は入れないよ、ほら。」と寝て見せます。確かに、まだ入れそうにもありません。
2.【心に火花が飛ぶ】
その後も数人で箒を使い、落ち葉を地道にかき集めていましたが、持っていた箒を徐に置き、柵を運んできました。
3.【見通しを立てる】仮説
何をしているのか尋ねると、「この方が一杯集められる」と答えがありました。面積の広い物を代用してみようと思いたったようです。
4.【やってみる】検証
実際にやってみると、柵で集める方法は長くは続きませんでした。結びつけた縄を引っ張っていた子どもが「重い」と一言。”重さが障害になる”とやってみて分かったのでしょう。
(A・H)
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「名もなき遊び」の多くには、仮説→検証という「科学的プロセス」が含まれているようですね。このプロセスを何度も繰り返すことで、学びが深まっていくのだと思います。ちなみに。仮説を立てるに至る前に、様々な事象に「出会う」、そしてそれらに対して「心に火花が飛ぶ」という点が、遊びにとっては重要なのかもしれませんね!
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