2021年7月30日金曜日

「水を入れたら、どうなる?」

 


廃材を使った製作遊びをしていたときのこと。製作が大好きなAくんは、卵の空きパックに油性マジックで色を塗っていたかと思うと、「これに水入れていい?」と担任に聞いてきました。「いいよ。」と担任が答えると、色を塗った部分に水を入れ始めました。色水のようにも見える、パックの中の水をじっと見つめると、一度流して拭き、今度は違う色を塗って再び水道に向かっていました。(M.O)

*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。


今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・透明なパックに水を入れてみる。色水のような水をじっと見つめる。→⑥思考力の芽生え、⑦自然との関わり・生命尊重

・違う色を塗り、再度試してみる。→⑥思考力の芽生え、⑩豊かな感性と表現。


「みんなでよいしょ」

室内遊びをしているとA くんが牛乳パックの椅子を運び出しました。軽々運ぶAくんでしたが思いのほか1歳時には重いものです。それを見ていた他の子どもたちも次々に挑戦し始めました。「あれ?うーん。重い」「ねーどこを持つの?」「そうそうそんな感じで持つのよ」と声が聞こえてきそうです。友だちがやっている遊びをみんなが次々と興味を持ちやり始める。それぞれが必死で自分のやり方で持とうとする姿に成長を感じますね。

このあと、バスに見立て縦に置き細いところに座りながら「バスごっこ」の歌を歌い、絶妙のバランスで横になる瞬間を楽しんでいました。本当に遊びを見つける天才ですね(K.N)


今回の、名もなき遊びでは、こんな育ちがありました。

・重いものを運ぶ、バランスを取りながら座る①健康な体と心と体

・みんなで力を合わせる③協同性

・どうやればよいか考える力⑥思考力の芽生え


2021年6月21日月曜日

「2階建てバス」

 今日も元気に三輪車に跨り走り回る子どもたち。届かなくても一生懸命足を伸ばして乗る乳児組。小さい四輪車のコマ割りを活かして猛スピードで走り去る幼児組。様々な姿が見られます。そんな日常の中で、いつもと違う乗り方をしている4歳児の男の子。よくよく見ると、小さな四輪車を2台重ねて乗っていました。バランスを取らなくてはならない為に、スピードは出ず、重なりがずれては直しを繰り返しながら、園庭を走り回っていました。

長い時間続けている様子から、いつもとは違う玩具の使い方、遊び方と、集中している姿からは、見えない楽しさが隠れているのが伺えました。


今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

四輪車を2台重ねて‥②自立心、⑥思考力の芽生え

バランスを取らなくてはならない‥①健康な心と体


2021年6月11日金曜日

アリさんのお引越し

 園庭遊び中に座って何かを見ているEちゃんとNちゃんとSくん。なにをみているのかと思って覗いてみると、おおきなありの巣を見ていました。するとNちゃんが思い立ったかのようにアリさんを何匹かカップに入れて巣の近くまで連れてきて「アリさんたち!新しいお家だよ!とーっても大きいおうちだよ!」と放してあげていました。「なんでお引越しさせてあげたの?」と聞いてみると「あっちのおうち(アリの巣)よりもこっちの方が大きいででしょ!大きいおうちの方がたくさん遊べるから」と言っていました。Nちゃんの優しさに感動したのと、お引越しという発想はきっと大人にはないだろうなと思い感心しました!(M.S)


今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・アリさんたちを大きいおうちにお引越しさせてあげる→⑥思考力の芽生え

 ⑦自然との関わり・生命尊重

・「大きいおうちのほうがたくさん遊べるから」という考え→⑨言葉による伝え合い

 ⑩豊かな感性と表現


2021年5月31日月曜日

築山に挑むオトコたち

園庭遊びで、男の子たちの ウオーウオー!あはははは!

と、雄叫びと笑い声が聞こえてきました。

見ると、4歳児組5名ほどで、築山にはいつくばっている背中がみえます。

登っては、わざと腹ばいでずり降りて、また登ってはずりおりて。

雄叫びは、ずり降りるときに。自分でずり落ちるようにしているのに、

まるでピンチにみまわれたかのように ウオ~!

全力で築山とナゾの格闘、体操服は土ぼこりでどんどん真っ白になり……、

それぞれのタイミングでずり落ちては「ウオ~」

お互いのウオ~が楽しくて面白くて、尽きない笑い声。

その繰り返しいつまでつづくのかな、そんなに楽しいの? 

大人にはできないことだなあと、うらやましく思いました。(T.I)



*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように

心掛けて保育を行っています。                                                                                                    



今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・築山の土に全身で身体をこすりつけてずり這いしながら降りる→①健康な心と体

②自然との関わり

・遊びの中で仲間と自然と順番にずり降り、相手の表現に笑い、同じ面白みを共有する→③協同性

・思い切り叫んで笑い合う→⑩豊かな感性と表現


2021年4月23日金曜日

「自分の他に動くもの」

 段々と暖かい日が増え、戸外での遊びが気持ち良い気候になりました。朝の園庭遊びで、歩きと三輪車で追いかけっこをしていたピンク帽子のお友達。2人ともゆっくりなスピードで「こっちにおいで〜」「まってよー」と笑い合って楽しそうです。すると、三輪車に乗っていたMちゃんが、後ろ向きで歩くYちゃんの足から地面に伸びている「影」に気が付きました。真剣な表情で影とYちゃんを見つめたあと、にこっ!と笑って追いかけっこの続きをしていました。(C・Y)

*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。


今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

・2人で楽しそうに追いかけっこ→③協同性⑤社会生活との関わり

・「こっちにおいで」「まって」→⑨言葉による伝え合い

・真剣な表情で影を見つめる→⑥思考力の芽生え

・影に気が付いた→⑦自然との関わり・生命尊重



「サーカス集団!?」

 園庭遊びでフラフープで遊んでいたAちゃんとB君。二人は新しく出来た滑り台前を電車ごっこをして通っていました。するとその滑り台からC君が降りようとしていたので「危ないよ!」と二人に声を掛けました。すると電車ごっこをしていた二人はフラフープから抜けてすべり台から降りてくるC君がくぐれるようにトンネルを作りました。すると上手にくぐり抜ける事が出来ず、「悔し〜!」と再挑戦しようとするC君。AちゃんもB君もC君がくぐれるように高さを調節したりすべり台の近くにフラフープを付けてみたりと工夫をして遊んでいました。その後は滑る人フープを持つ人をかわりばんこで楽しく遊んでいました。上手にくぐれるとなんとなくポーズを決めている姿も見られました。(Y.Y)


*私達保育教諭は、日々の保育の中で、「幼児期に育ってほしい10項目」が育つように心掛けて保育を行っています。


今回の名もなき遊びの中でこんな育ちがありました。

①「危ないよ」の一言で動きが変わる→①健康な心と体④動特性の芽生え・規範意識の芽生え⑨言葉による伝え合い

②フラフープをトンネルに見立てる→③共同性⑥思考力の芽生え

③そのフラフープをくぐろうという発想→③共同性⑥思考力の芽生え

④上手にくぐれなかった時の解決策→⑧数量や図形、標識や文字への関心・感覚

⑤くぐれたたあとのポーズ→②自立心⑩豊かな感性と表現