布佐宝保育園|牧の原宝保育園の子供たちは、毎日いきいきと遊んでいます。遊びの中には、一見すると取るに足らない、名前をつけようにもつけがたい遊びがたくさんあります。わたしたちは、これら「名もなき遊び」に名前をつけて、辞典を作ることにしました。
2026年7月6日月曜日
「木のボタン」
「ただいま充電中」
待ちに待った水遊びのスタートです!保育園では井戸水を使用しているため、水道水に比べて冷たく、気持ちがよく、遊びが盛り上がります。しかし、水に触れ続けると体が冷えてしまうことも…。そこで考えた、子どもたち。気持ちよく寝転ぶだけじゃなく、日光浴をして体温を上げ、再び水遊びに向かいます。スロープに寝転び、なんだか傾斜も気持ちよさそう♡良いスポットを見つけていました。
今回の名もなきの遊びの中には!
自分で、冷えを感じ、体温を高めようと工夫する姿がみられました。成長とともに、そして遊びの中からも、自分の身体のことを知ることができ、「健康な心と体」に繋がっていきます。
2026年7月2日木曜日
「重ね手くらべる」
園庭の植物を見ながら、「キャベツ?」と聞いてきた2歳のS君。よく見ると、たしかにキャベツの葉にそっくりです。
担任が葉っぱに手のひらを重ねると、S君も同じように手のひらを重ねました。「大きい!」と、葉っぱの大きさに驚いています。重ねたことにより、自分の手よりも大きいことに気が付いたS君。その後、園庭に生えている植物の葉っぱに次々と手のひらを重ねては、「大きい!」「小さい!」と比べ合いをして楽しんでいました。
今回の名もなき遊びの中には!
日常の何気ない会話や遊び、環境の中で、少しずつ身の回りの形、大小、長短、数などに気づいていることを感じました。
2026年6月8日月曜日
「ミニカーの井戸端会議」
「この奥には何がある」
入園して2ヶ月が経ち、園での生活に慣れてハイハイで沢山動き色々な玩具で遊ぶようになったY君。身の回りの様々なものに興味を示す中で、ボタンを押したり回したりすると動物たちが出てくる玩具が気になる様子。この日は動物の奥には何があるのだろう?という様子で指を入れて確かめようとしていました。動物を押しすぎても戻しすぎても中身が見えず絶妙な加減が必要でした。
今回の名もなき遊びには…
自ら興味のもった玩具を目標にハイハイで移動をする身体を動かす健康な心と体、この中には何があるのか?という思考力の芽生えが見られました。(Y.I)
2026年5月7日木曜日
「秘湯〜さくらの湯〜」
満開だった園庭の桜が散り、地面にはその花軸やがくがたくさん落ちていました。5歳児のT君はその花屑を熊手で集め亀の容器に集めます。それはそれはたくさん集め、最後には自分もその中へ。「さくらのお風呂だ!」と楽しむT君の姿に、熊手が自然と湯かき棒に見えてきます。色は残念ながら茶色に変わってしまっていた花屑でしたが、混ぜるたびに茶葉のような爽やかな匂いがし、その贅沢なさくら風呂をしばらく楽しんでいました。 今回の名もなき遊びの中には! たくさんのさくらの花屑を根気よく集める健康な心と体、それをお風呂に見立てた思考力の芽生えや自然との関わりが、この遊びの中から感じられました。(Y・S)
「木(気)になる音」
T字スコップを手に、KくんとRちゃんは園庭探索をします。2人の目に留まったのは垣根にある木々です。Kくんがはじめに木の幹を叩いてみます。「う〜ん」というと隣の木に移り、またトントン、と叩いて音を確かめました。それを見たRちゃんも一緒に木を叩いてみたり、揺らしてみたり… 。そこから「う〜ん」「これはどう?」「あはは楽しい!」と、2人で考えたり、笑い合ったりしながら木の点検は続いていくのでした。
今回の名もなき遊びの中には・・・
・2人で楽しそうに木々を叩きあう姿には、お友達と一緒に過ごす中で協同性や社会生活の力が育まれています。また、木ごとの音の違いにも気が付き、身近な自然現象に興味・関心が高まっているように感じました。(S・N)

